共通講座へようこそ!Canvas大学学長のあずまです。
Canvaを使ってみたいけど、何に使えるのか、どうやって稼ぐのか、事例を見ないと分からないことも多いですよね?本日は、Canvaを使うべき人、使うべきでない人から具体的な稼ぎ方、使用例まで画像付きで徹底解説します。
はじめに、Canva(キャンバ)ってなに?
Canva(キャンバ)とは、一言でいうとウェブ上で大量のテンプレートを使用できる無料デザインツールです。素材や機能によっては有料プランでしか使えない場合もありますが、とにかく無料で使える範囲が広く、世界中で人気のツールとなっています。
Canvaの収益や沿革、ビジネスモデルなどさらに詳しく知りたい方は下記講座もどうぞ。
Canvaを使うべき人一覧
スキルを上げたい、副業で稼ぎたい人
大前提として、Canvaを使うことであなたは確実に成果物を作るスキルが身に付き、身についたスキルをいかせば今の会社で出世する、今より有利な条件で転職する、副業で月に数万から数十万ののお小遣いを稼ぐことができます。
具体的に以下の利用シーンを思い浮かべて、興味のある分野を集中して学び、実践することをおすすめします。
具体的な活用事例についてすぐ知りたい方は、こちらをご覧ください。
すべてのビジネスパーソン(特に中小企業で働かれている方)
営業資料、ポスターやチラシ、名刺デザイン、ロゴ案作成、オウンドメディアのアイキャッチ画像、SNSや広告のクリエイティブなど、非常に多くのシーンでCanvaは活躍しています。特に社内にデザイナーがいない、いてもちょっとしたことでデザインを依頼しづらい環境にいるのであれば、一度使ってみてください。
テンプレートによっては、社内のデザイナーや安価な外注先よりクオリティの高いデザインが完成します。
クリエイターやデザインの仕事をしたい人、一時的にムービーを作る必要がある人
あなたがプロのデザイナーで、デザインに使用するツールを探しているのであれば、CanvaではなくAdobeのソフトを使ったほうがいいでしょう。ただし今より収入をあげたいのであれば、Canvaクリエイターとして登録することをおすすめします。
さらにデザインをしたことがない方でも、例えば動画編集やSNS運用代行など、昨今ニーズの増えている仕事をCanvaを使って始めることもできます。
また、代表的な例でいえば「結婚式ムービー」を作りたいけど専用の動画編集ソフトを買うか迷っている方は、結婚式ムービーのテンプレートが用意されているCanvaで試しに作ってみてはいかがでしょうか。
ユーチューバーやインスタグラマー、ティックトッカーなどのインフルエンサー
YouTube、Instagram、TikTok、XなどCanvaはさまざまなSNSに対応したサイズのデザインテンプレートを持っているため、アイキャッチ画像や動画編集、予約投稿機能(有料)などあなたの運用を強力にサポートしてくれます。
SNSには加工ツールや管理ツールなどさまざまなアプリがありますが、まずはCanvaの利用から始めるとコンテンツの作成に集中することができます。
学生
Canvaは学習意欲が高く、代わりにお金がない学生を応援しています。具体的には教育版Canvaを提供しており、学生がよく使うであろうプレゼンテーションやポスター、マインドマップなど多くのテンプレートを無料で使用できます。同じクラス、グループでチームを作り共同編集もできますので、友達を誘って使ってみましょう。
Canvaを使うべきではない人
先ほども挙げましたが、プロのデザイナーやイラストレーター、これからデザインを勉強してプロになりたい方は、デザインツールとしてCanvaをおすすめしません。(一から書いてデザインするツールではないため)
逆にデザイン力がある場合は、Canvaクリエイターとして登録することをおすすめしています。
Canvaを使って副業、稼ぐ方法5選
クラウドソーシングでデザイン作成、動画編集などの業務を受託する
最も確実に収入を得る方法としておすすめしているのが、当大学で習得したスキルをいかしてクラウドソーシングのお仕事を受けることです。有名ところではクラウドワークス、ランサーズなどのお仕事マッチングサイトがありますので、ここに登録すればブログアイキャッチ作成、YouTube動画編集などCanvaを使って受けることのできる仕事が見つかるはずです。
具体的な副業については下記講座でも解説していますので、よければご覧ください。
インフルエンサーになる
次におすすめしたいのは、Canvaを活用してインフルエンサーとなり、SNS上の収入を得たり企業案件を獲得することです。もしあなたが誰にも負けない好きなこと、興味を持っている分野があるのであれば、Canvaを活用して画像、動画などのコンテンツを作成し世の中に発信し続けましょう。必ずファンが増え、収入につながっていきます。
オリジナルグッズを売る
Canvaはテンプレートを使用してデザインするのが基本ですが、出来上がったデザインはルールの範囲内で商用利用が可能です。例えばある事例では、オリジナルの水着をデザインして制作は外注、販売を開始し、人気を得てそのまま会社を起業した方もいます。
アフィリエイトプログラムに参加する
Canvaでは、サービスを紹介した人に報酬を出すアフィリエイトプログラムを実施しています。
ただし、以前は誰でも参加できましたが現在ではCanvaアフィリエイトパートナーになるために審査が必要となるため、ある程度スキルと情報発信力(フォロワーや人気のあるサイトを運営している実績)がついたら申請してみましょう。
Canva公式クリエイターに登録する
Canvaクリエイターに登録することで、自信が作成・登録したテンプレートや写真やイラストなどの素材がプロユーザーにダウンロードされると報酬を得ることができます。
詳細は下記講座にまとめていますので、そちらをご覧ください。
Canvaの具体的な活用事例
具体的な活用事例(利用シーン)をすべて説明すると多すぎますので、ここでは利用者の属性別に主な活用事例を紹介します。
ビジネスパーソンの活用事例
営業資料の作成
営業資料や社内資料のテンプレートは豊富にありますので、業界や商材の形態に合ったものが見つかるはず。もちろん作成したデザインはパワーポイントで出力できます。出来上がった資料の出来栄えは製品の評価にも直結しますので、ぜひ活用してみてください。
ポスターやチラシ、名刺デザイン
ポスターやチラシ、名刺についても豊富なテンプレートが用意されていますので、会社や商品の雰囲気にあったものを選択し、調整することによって簡単にデザインが完成します。外注費用が浮けばその分ほかの施策にお金を回せますので、個人事業主や中小企業の方はぜひお試しください。
オウンドメディアのアイキャッチ画像
オウンドメディアや会員向けブログなど、さまざまなシーンで使えるアイキャッチ画像は、Canvaの最も得意とするジャンルです。メディアのデザインに合わせてテンプレートを統一する、目を引くアイキャッチを作成して華やかな雰囲気にするなど、サイト全体のクオリティをあげてくれます。
ロゴ案作成
ロゴ案の作成もCanvaなら簡単です。色や雰囲気などのキーワードで検索し、気になったデザインを使用して調整すれば、オリジナルのロゴが完成します。被らせたくない方は、見本やイメージの共有としてロゴ一覧を作成して外注に渡す、といった使い方もありますよ。(参考とする場合はデザインが模倣にならないよう注意が必要です)
SNSや広告のクリエイティブ
Canvaを使うメリットを最大限いかせるのが広告のクリエイティブかもしれません。プロのデザイナーにお願いして1年間に3つ広告を作成して回す、Canvaで月に3つ広告を作成して回す、どちらが良い成果を残すかは言うまでもないでしょう。正解が見えない作業は、とにかく数で勝負すべきです。
クリエイターの活用事例
動画編集
世の中にはプロ向けの動画編集ソフト、比較的素人でも扱える動画編集ツールなどさまざまなものが存在しますが、Canvaなら動画編集のテンプレートまで用意されており、さらにBGMやナレーションなどまとめてこなしてくれます。動画の編集に時間をかけるのではなく、動画自体の質をあげることに時間をかけましょう。
SNS運用
SNS運用でもCanvaは協力にサポートしてくれます。オリジナルの画像や動画を取り込み、動きのある文字やアニメーション、さらにナレーションまでつけられますので、基本的な編集アプリしか使ってこなかった方はぜひお試しください。
結婚式ムービー
結婚式のムービーって会場にお願いするとびっくりするくらい高いですよね。だからと言って専用の動画編集ソフトを買うのももったいないし、つかいこなせるか分からない。そんなときはとりあえずCanvaで編集してみることをおすすめします。テンプレートも豊富なので、テキストと画像(動画)を書き換えるだけであっという間に完成しますよ。
インフルエンサーの活用事例
アイキャッチ画像作成
SNSでは、多くのコンテンツで埋もれないようにキャッチ画像をとても重要視しますよね。そんなときにもCanvaを使えば、簡単に目立つ画像を作成できます。テンプレートも豊富にありますので、自分のジャンルに合わせて選択し、文字を修正するだけで簡単に完成します。
さまざまなサイズの同じ画像を用意する
Instagram、X、TikTok、YouTubeなど、SNSでファンを増やそうとすると際限なく時間がとられますよね。Canvaなら、一つデザインを作成してしまえば、各SNSのサイズに合わせた画像を用意できます。(コピペしてサイズ変更すれば無料ですが、一括置換機能は有料プランでのみ使用できます)
予約投稿機能(有料プラン)
こちらも現代人の強い味方、面倒な複数SNSの投稿もCanvaからまとめて予約して一括管理できます。細かな設定や分析機能などはありませんが、とりあえず効率重視な方はこちらの機能を活用ください。
学生の活用事例
プレゼンテーション
最近では、小学校からタブレットなどを使用して資料を作る機会が増えているそうですね。Canvaは学生用に専用メニューを用意しており、自己紹介やプレゼン用のテンプレートを多数用意しています。無料で簡単に使えるCanvaだからこそ、学生からは神ツールとして評価されています。
ポスター作製
ポスターや掲示物も豊富なテンプレートが用意されています。成果発表などもオンラインでする時代ですから、Canvaを活用して効率よく作成していきましょう。
マインドマップやブレスト
学生はさまざまな企画にチャレンジしたり、グループワークで何かを考える機会が多いのではないでしょうか。Canvaなら、フレームワーク用のテンプレートも充実していますので、マインドマップやブレス用のホワイトボードを使うことができます。また、グループメンバーで共有して書き込めますので、ぜひ使ってみてください。
本日の講座まとめ
ここまでCanvaを使うべき人と稼ぎ方、そして具体的な活用事例についてお伝えしてきました。
「Canvaって、こんなことまでできるんだ」とびっくりされた方も多いのではないでしょうか。
自分は使うべき対象だった、対象でなくても具体的な利用シーンが想像できたという方は、無料でアカウントを作成できますのでぜひ一度お試しください。
それでは本日の講座、「Canvaを使うべき人、稼ぐ方法や活用事例をこっそり教えます」は以上です。
ここまでお時間いただき、ありがとうございました。