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中学生や高校生向け文化祭のポスター簡単デザインや書き方のコツ!

中学生や高校生向け文化祭のポスター簡単デザインや書き方のコツ!
クリエイター講師:佐々木

クリエイター講座へようこそ!講師の佐々木です。
文化祭のポスターって、誰でも初めて描くのに周りからのプレッシャーがすごいですよね?でもどうせなら褒められたいし、最低限形になったものを提出したい。その気持ち、わかります。
そこで本講座では、中学生や高校生が文化祭のポスターデザインを作成するための書き方やコツを徹底解説していきますよ。

講座 目次

ポスターデザインの目的を理解しよう

デザインのクオリティやイラストにばかり目が行きがちな文化祭ポスターですが、まず最初にポスターを作成する目的をしっかりと理解することが重要です。

文化祭のポスターはただのイラストではなく、情報を正確に伝えるための「ツール」でもあります。
ポスターを見た人が文化祭の内容を簡単に理解でき、興味を持ってもらうことが目的です。
そのため、ポスターのデザインは、情報が「見やすく」「分かりやすく」伝わるように工夫する必要があります。

ポスターデザインの目的を理解しよう

ポスターで伝えるべき主な内容

  • イベント名(例:文化祭の名称)
  • 開催日時(例:2025年10月10日 10:00〜16:00)
  • 場所(例:学校の体育館)
  • 主催者や協力者の名前(例:クラスA、実行委員会)
  • イベントの内容や特徴(例:歌やダンスの発表、模擬店など)

これらの情報は必ずポスターに盛り込むべき内容です。先生や文化祭主催者に間違いがないかしっかり確認してからデザインに落とし込んでいきましょう。

デザインの基本的な構成と書き方

ポスターにはデザインの基本的なルールがあります。デザインの構成をしっかり理解し、どこに何を配置すべきかを考えることが大切です。

「ビジュアル・ヒエラルキー」を意識する

ポスターは限られたスペースに情報を詰め込むため、「ビジュアル・ヒエラルキー」を意識しましょう。

「ビジュアル・ヒエラルキー」を意識する

ビジュアル・ヒエラルキーとは、見る人が自然に情報を順番に目で追っていけるようにする配置のことです。
以下の順番で目を引くように配置を考えます。

  1. タイトル(イベント名)
    一番目立つ位置に大きな文字で書きます。イベント名が目に入れば、すぐにどんなイベントかを知ることができます。
  2. 日時と場所
    次に、開催日時と場所をわかりやすく配置します。これらはポスターの中で重要な情報なので、少し大きめの文字で配置します。
  3. 詳細情報(内容や特典)
    さらに詳しい情報や特典、見どころを簡潔に配置します。これらは読む人が興味を持った後に確認する部分です。
  4. 小さめのフォントで主催者などの情報
    最後に、主催者や協力者など、あまり注目されない部分を配置します。

レイアウトの黄金比を意識する

ポスター全体のレイアウトにおいて、「黄金比」を意識することも大切です。

レイアウトの黄金比を意識する

黄金比は、視覚的に最もバランスが良く感じられる比率で、全体のデザインに調和をもたらします。特に、重要な情報を配置する位置や大きさを調整する際に、この比率を意識すると、よりプロフェッショナルに見える仕上がりになります。

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色使いとフォント選びのコツ

大体の構成が決まったら、続いてポスターの配色とフォントを選びましょう。
手書きの場合も、参考になるフォントを決めておいた方がクオリティが上がりますよ!)

色使いのポイント

色は、ポスター全体の印象を大きく左右します。色の選び方次第で、ポスターが目立つか、逆に地味に見えてしまうかが決まります。色を選ぶ際は以下のポイントを押さえましょう。

  • 背景色と文字色のコントラスト
    背景と文字色のコントラストが強いと、文字が読みやすくなります。例えば、白い背景に黒い文字、または赤い背景に白い文字などが基本的なパターンです。
  • テーマに合わせた色選び
    イベントの内容に合わせて色を選ぶのも重要です。例えば、音楽イベントならば、鮮やかな色合いやダイナミックな色使いを、落ち着いたイベントならば、シンプルな色使いが効果的です。
  • 色数を絞る
    色を多く使いすぎると、ポスターがうるさくなってしまいます。一般的には3〜4色を基調にするとバランスよくまとまります。

フォント選びのポイント

フォント選びも、ポスターデザインの重要な要素です。文字が読みやすいことは最も大切ですが、デザイン性も忘れてはいけません。

  • タイトルに強調するフォント
    イベント名などのタイトルには、インパクトのある太字のフォントを使用しましょう。大きめで目立たせることがポイントです。
  • 情報はシンプルで読みやすいフォント
    詳細情報や日時・場所は、シンプルなゴシック体や明朝体を使うと良いでしょう。文字が多すぎないように配置も工夫します。
  • フォントの一貫性を保つ
    同じポスター内で複数のフォントを使う場合でも、あまり多くの種類を使い過ぎないようにしましょう。通常は2〜3種類のフォントでまとめるのが基本です。

簡単に文化祭ポスターを作れる「Canva」の活用方法

ここまでポスターの基本的な書き方とコツをお伝えしましたが、コツを理解していなくても絵のセンスが無くてもなんとかなる方法を紹介します。

先ほどまでいくつかの文化祭ポスター例を紹介していますが、すべてデザインツール「Canva内で使えるテンプレート」となっており、Canvaなら無料でも使える文化祭テンプレートが豊富にありますので、文章やイラストを差し替えるだけで簡単に作成することができます。

文化祭ポスターを「Canva」で作成する具体的なやり方

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Canvaにアクセスし、アカウントを作成またはログイン

Canvaの公式サイトにアクセスし、無料アカウントを作成します。登録方法はとても簡単ですが、うまくいかない場合は不明点は下記講座をご覧ください。

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検索窓に「文化祭ポスター」と入力し検索→好きなポスターテンプレートを選択する
検索窓に「文化祭ポスター」と入力し検索→好きなポスターテンプレートを選択する

テンプレート検索する際、「ポスター」だけよりも「ポスター カフェ」「ポスター イベント」などのキーワードを入れると、より目的に合ったデザインが見つかります。

上部の「すべてのフィルター」→「左側に表示されるフィルターメニューの”Free”を選択」することで、無料テンプレートだけに絞り込むことが可能です。

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イベント名や場所、日付などの各項目、デザインなどを反映する
イベント名や場所、日付などの各項目、デザインなどを反映する

デザインにこだわりたい、テキストや素材の追加方法など詳しく知りたいかたは、下記講座をあわせてご覧ください。

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右上の「共有」を選択し、ファイルの種類を「PDF(印刷)」→「ダウンロード」をクリックして完了
右上の「共有」を選択し、ファイルの種類を「PDF(印刷)」→「ダウンロード」をクリックして完了

ダウンロードしたPDFを印刷して完了です。印刷についてさらに知りたい方は以下講座をご覧ください。

文化祭ポスターの書き方に関するよくある質問(FAQ)

ポスターのサイズはどう決めるべきですか?

A1(594mm×841mm)やA2(420mm×594mm)サイズが一般的です。学校の掲示板に合わせてサイズを選びましょう。

文字が小さすぎて読みにくい場合、どうすれば良いですか?

文字サイズを大きくするか、フォントを太字に変更すると、視認性が向上します。また、文字間隔や行間を広げることも効果的です。

ポスターで使うカラーについて、何色くらい使うべきですか?

基本的には3〜4色程度にまとめるとバランスよく見えます。色数が多すぎると、逆にゴチャゴチャした印象を与えます。

本日の講座 まとめ

文化祭のポスターデザインは、ただの装飾ではなく参加者を引きつけるための大事な「情報伝達手段」です。

デザインの基本を押さえ、ビジュアルヒエラルキーや色使い、フォント選びに工夫を加えることで、ポスターのクオリティはぐっとあがりますよ!
どうしても不安な方は、初心者でもCanvaなどのツールを使うことで、プロフェッショナルな仕上がりにすることができます。

文化祭を成功させるために、楽しくデザインに挑戦してみてください!

それでは本日の講座、「中学生や高校生向け文化祭のポスター簡単デザインや書き方のコツ!」は以上です。
ここまでお時間いただき、ありがとうございました。

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