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ミリキャンバスで色の組み合わせに悩んだら、テーマ機能を使いこなそう

ミリキャンバスで色の組み合わせに悩んだら、テーマ機能を使いこなそう
あずま 学長

ミリキャンバス公式アンバサダーのあずま学長です。
デザインを作成しているとき、誰もが一度は「色の沼」にハマった経験があるのではないでしょうか。
「なんだか野暮ったい……」
「文字が読みにくいけれど、どの色に変えればいいかわからない」
「おしゃれな色を選んだはずなのに、全体で見るとバラバラ」
そんな悩みを一瞬で解決してくれるのが、MiriCanvas(ミリキャンバス)に搭載されている「テーマ機能」です。この記事では、一流のライターでありデザインツールを熟知した私が、テーマ機能を使いこなしてプロ級のデザインを爆速で仕上げるための全技術を徹底解説します。

講座 目次

はじめに:デザインの8割は「色」で決まる

色相環(カラーホイール)

デザインにおいて、配色は単なる装飾ではありません。視覚情報の約80%は色によって認識されると言われており、色がターゲットに与える心理的影響は計り知れません。

例えば、信頼感を与えたいビジネス資料に蛍光ピンクを使えば、内容は正しくても不信感を抱かれるでしょう。逆に、ポップなカフェのチラシが真っ黒であれば、楽しそうな雰囲気は伝わりません。

しかし、配色の知識をゼロから学ぶには時間がかかります。「補色」「類似色」「トライアド」……こうした色彩理論を理解していなくても、直感的に、かつ論理的に正しい配色を実現してくれるのが、ミリキャンバスのテーマ機能なのです。

ミリキャンバスの「テーマ機能」とは?

ワンクリックで世界観が変わる魔法のツール

ワンクリックで世界観が変わる魔法のツール

ミリキャンバスの「テーマ」とは、プロのデザイナーが厳選した「調和の取れた色の組み合わせ(カラーパレット)」を、デザイン全体に一括で適用できる機能のことです。

通常、色を変更する場合、背景、テキスト、図形、アイコンの一つひとつを選択して色を指定しなければなりません。しかし、テーマ機能を使えば、クリック一つでこれらすべての要素が、あらかじめ決められたパレットに基づいて再構成されます

どこにある?ミリキャンバステーマ機能へのアクセス方法

どこにある?テーマ機能へのアクセス方法

テーマ機能は、エディタ画面の左側にあるサイドメニューの中に隠れています。

  1. ミリキャンバスのエディタを開く。
  2. 左側のメニューバーから「テーマ」アイコン(パレットのような形)をクリック。
  3. 表示される多様なカラーセットから好きなものを選ぶ。

たったこれだけで、あなたのキャンバスは魔法にかかったように色鮮やか、あるいはシックに生まれ変わります。

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なぜ色選びに迷ってしまうのか?初心者が陥る「色の迷宮」

具体的な使い方の前に、なぜ私たちが色選びに苦戦するのか、その理由を知っておきましょう。原因がわかれば、テーマ機能のありがたみがより深く理解できるはずです。

多すぎる選択肢が創造性を阻む「選択のパラドックス」

高級感のある配色

ミリキャンバスには無限に近い色数が用意されています。しかし、人間は選択肢が多すぎると逆に選べなくなる「選択のパラドックス」という心理状態に陥ります。

「この青もいいけど、あっちの青の方がいいかも……」と微調整を繰り返しているうちに、時間はあっという間に過ぎ去ります。テーマ機能は、この無限の選択肢を「厳選されたセット」に絞り込むことで、決断のスピードを劇的に高めてくれます。

3.2 色彩心理学を無視した配色

色が与える心理的効果

色は感情を動かします。

  • 赤: 情熱、警告、食欲増進
  • 青: 誠実、冷静、清潔感
  • 緑: 安心、自然、リラックス
  • 黄: 希望、幸福、注意

初心者は自分の「好きな色」を選びがちですが、プロは「目的を達成する色」を選びます。テーマ機能には「ビジネス」「パステル」「ビビッド」といったカテゴリー分けがされており、目的別に最適な感情を呼び起こすセットが用意されています。

実践!テーマ機能を使いこなす4つのステップ

それでは、実際にテーマ機能を使ってデザインをブラッシュアップする手順を解説します。

ステップ1:テンプレートの選定と基本色の確認

テンプレートの選定と基本色の確認

まずはベースとなるテンプレートを選びます。ミリキャンバスのテンプレートは、それ自体が非常に完成度が高いですが、自分のブランドカラーや好みに合わせたい場合にテーマ機能が火を吹きます。

ステップ2:プリセットテーマから直感で選ぶ

「テーマ」メニューを開くと、多くのカラーパレットが並んでいます。まずは深く考えず、自分のデザインの「温度感」に近いものをクリックしてみましょう。

  • 暖かい雰囲気: オレンジやベージュ系のパレット
  • クールな雰囲気: ブルーやグレー系のパレット
  • 女性向け・かわいい: ピンクやラベンダー系のパレット

ステップ3:シャッフル機能で意外な組み合わせを発見する

シャッフル機能で意外な組み合わせを発見する

ここがミリキャンバスの面白いところです。カラーパレットの左上に用意されている「シャッフル」クリックすると、配色の配置がシャッフルされます

「背景が青で文字が白」だったものが、「背景が白で文字が青」に切り替わるといった具合です。何度かクリックすることで、自分では思いつかなかったような「最高に読みやすく、かつおしゃれな配置」が偶然見つかることが多々あります。

ステップ4:特定の素材だけ色を固定するテクニック

すべての要素が変わってしまうのが困る場合は、先に特定の素材(例えばロゴなど)の色を確定させておきましょう。テーマ機能を適用した後に、微調整として一部の色だけを手動で戻すのも賢いやり方です。

プロが教える!テーマ機能をさらに進化させる応用術

一流のデザイナーは、テーマ機能をただ使うだけではありません。さらに一歩踏み込んだ活用法を紹介します。

写真から写真から色を抽出する「スポイト機能」との併用

写真から写真から色を抽出する「スポイト機能」との併用

デザイン内に印象的な写真を使っている場合、その写真の中にある色をテーマに取り入れると、全体の統一感が爆上がりします。

ミリキャンバスでは、写真を選択した状態でカラーパネルを開くと、その画像に使われている主要な色を自動で抽出してくれる機能があります。テーマ機能でベースの色相を決めた後、アクセントカラーに写真由来の色を配置するのがプロの常套手段です。

黄金比「70:25:5」をテーマ機能で再現する方法

美しい配色には「比率」のルールがあります。これを意識しながらテーマを選ぶと失敗しません。

カラーの種類比率役割
ベースカラー70%背景など、最も広い面積を占める色。
メインカラー25%主役となる色。ブランドの印象を決める。
アクセントカラー5%注目させたいボタンや見出しに使う、対照的な色。

テーマ機能でシャッフルを繰り返す際、この比率が崩れていないか(例えば、目が痛くなるような激しい色が70%を占めていないか)を確認してください。

ブランドキット(マイブランド)に独自テーマを登録する

もしあなたが企業や自分のブランドを持っているなら、独自のブランドカラーを「マイブランド」として登録しましょう。自分専用の「テーマ」を作成することで、どのテンプレートを使っても、一瞬で自社ブランドのトーン&マナーに合わせることが可能になります。(有料プラン向けの機能です)

目的別!おすすめのカラーテーマ・ガイド

ミリキャンバスのテーマ機能を使う際、どのようなカテゴリーを選ぶべきかの指針を示します。

明るく元気な配色

信頼感を演出する「ビジネス・プロフェッショナル」

  • 配色: ネイビー、ダークグレー、ホワイト
  • 用途: 企画書、プレゼン資料、名刺
  • 効果: 知的で落ち着いた印象を与え、内容の信憑性を高めます。

親近感と活力を与える「オーガニック・ナチュラル」

  • 配色: セージグリーン、テラコッタ、ベージュ
  • 用途: カフェのメニュー、ハンドメイドショップの告知、SNS投稿
  • 効果: 安心感と優しさを演出し、ユーザーの心理的ハードルを下げます。

購買意欲を刺激する「ビビッド・セール」

  • 配色: レッド、イエロー、ブラック
  • 用途: キャンペーンバナー、特売チラシ、YouTubeサムネイル
  • 効果: 視認性が高く、強いインパクトを与えてクリックや行動を促します。

よくある質問(FAQ)

デザインの現場でよく聞かれる、配色とテーマ機能に関する疑問にお答えします。

テーマを適用したら、文字が背景に溶け込んで読めなくなりました。

これはシャッフル機能の影響で、コントラストの低い色が組み合わさってしまった状態です。もう一度テーマをクリックしてシャッフルするか、文字色だけを手動で「明度」の大きく異なる色(白や黒など)に変更してください。

自分の好きな色をテーマとして保存できますか?

はい、設定の「ブランドキット」から独自のパレットを作成できます。一度作成しておけば、どのプロジェクトでも自分専用の「テーマ」として呼び出すことができ、作業効率が飛躍的に向上します。

複数のページがある場合、一括でテーマを適用できますか?

はい。テーマを選択する際に「すべてのページに適用」を選択(または同様の挙動を)することで、全スライドのトーンを瞬時に統一できます。

配色サイトで見つけた色のコード(#FFFFFFなど)を使いたい場合は?

テーマ機能のパレット自体をカスタム編集するか、エレメントを選択してカラーコードを直接入力してください。外部の配色サイト(Adobe Colorなど)でインスピレーションを得て、それをミリキャンバスで再現するのもおすすめのワークフローです。

本日の講座 まとめ

長文をお読みいただきありがとうございました。最後に、本日の重要ポイントをまとめます

本日の講座 まとめ

  1. 色選びは直感ではなく「機能」に頼る: センスに頼らず、ミリキャンバスの「テーマ機能」を使うことで、論理的に正しい配色が手に入る。
  2. テーマ機能は「シャッフル」が命: 1度のクリックで諦めず、2〜3回クリックして色の配置(シャッフル)を試すことで、最高の組み合わせが見つかる。
  3. 目的(TPO)に合わせたカテゴリー選択: ビジネスなら誠実な青、セールなら目を引く赤など、ターゲットに合わせたテーマを選ぶ。
  4. 「70:25:5」の法則を意識: テーマを適用した後、背景・メイン・アクセントの比率が心地よいか最終確認する。
  5. ブランドの統一感を死守する: ブランドカラーが決まっている場合は、テーマ機能にカスタム登録し、すべてのデザインで一貫性を保つ。

配色の悩みは、創造性を止めてしまう大きな壁です。しかし、ミリキャンバスのテーマ機能を相棒にすれば、その壁は「楽しさ」へと変わりますよ。

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