\韓国発の新世代デザインツール/
ショップカードはおしゃれデザイン×無料テンプレートを使って作ろう


ビジネスパーソン講師のみやもとです。
ショップカードは、単なる連絡先を伝えるツールではありません。それはあなたのブランドを顧客の心に刻み込み、ビジネスの個性を際立たせるための強力なツールです。
本講座では、無料のデザインツールであるMiricanvas(ミリキャンバス)を最大限に活用し、おしゃれでプロフェッショナルなショップカードを費用をかけずに作成する方法を詳しく解説します。
ショップカードがビジネスにもたらす価値


ショップカードは、現代のビジネスにおいて非常に重要な役割を担っています。名刺と混同されがちですが、ショップカードはより広範な情報を網羅し、顧客へのアピール力を高めるためのツールとして機能します。
ショップカードの役割とメリット
ショップカードは、顧客との接点において多岐にわたるメリットをもたらします。
1.顧客体験の向上とブランドの視覚化
ショップカードは、顧客があなたのビジネスと初めて接する、あるいは再認識する際の重要な視覚的要素です。
ブランドのロゴ、カラーパレット、フォントなど、視覚的な要素は一貫したブランドイメージを構築する上で不可欠です。ショップカードは、これらの要素をコンパクトにまとめ、顧客の記憶に残るように機能します。
2. 販促効果の最大化
ショップカードは、単なる名刺以上の情報を持つことができます。例えば、QRコードを掲載してオンラインストアやSNSアカウントへの誘導を促したり、次回の来店で使えるクーポンを裏面に印刷したりすることも可能です。これにより、顧客の再来店を促し、リピート率の向上に貢献します。
また、ショップカードは顧客が友人や家族にあなたのビジネスを紹介する際の「物理的な口コミツール」としても機能します。良いショップカードは、それ自体が会話のきっかけとなり、新たな顧客獲得につながる可能性を秘めています。
3. 顧客ロイヤルティの構築
顧客は、自分たちが価値ある存在として扱われていると感じると、そのブランドに対して忠誠心を抱きやすくなります。ショップカードは、顧客に特別な情報や特典を提供することで、この顧客ロイヤルティを高めることができます。例えば、VIP会員限定の情報をショップカードに記載したり、誕生日特典のお知らせを兼ねたりすることで、顧客は自分が大切にされていると感じ、長期的な関係を築くきっかけになります。
おしゃれなショップカードデザインの秘訣
「おしゃれ」の定義は人それぞれですが、ショップカードにおいて「おしゃれ」とは、単に見た目が美しいだけでなく、ビジネスのメッセージを効果的に伝え、顧客に良い印象を与えるデザインを指します。
ターゲット層を明確にする


デザインを始める前に、あなたのショップカードを受け取るターゲット層を明確にすることが不可欠です。若い女性向けのブティックと、ビジネスパーソン向けの税理士事務所では、求められるデザインテイストが全く異なります。
- ターゲット層の特定: 顧客の年齢層、性別、興味関心、ライフスタイルなどを具体的に想像してみましょう。
- デザインコンセプトの決定: ターゲット層の好みに合わせたデザインの方向性(例:シンプル、エレガント、ポップ、ヴィンテージなど)を決定します。
ターゲット層が明確であればあるほど、デザインの方向性が定まり、一貫性のあるメッセージを伝えることができます。
ブランドカラーとフォントの統一性
ショップカードは、あなたのブランドの一部です。そのため、ブランドカラーとフォントは、他のマーケティング素材(ウェブサイト、SNS、店舗の内装など)と統一感を持たせることが重要です。
1. ブランドカラーの選定
ブランドカラーは、視覚的に最も強い印象を与える要素の一つです。あなたのビジネスの雰囲気やメッセージを表現する色を選びましょう。
- 色の心理効果: 色にはそれぞれ心理的な効果があります。例えば、青は信頼感や安心感を、赤は情熱や活力を、緑は自然や癒しを象徴します。
- メインカラーとサブカラー: 複数の色を使用する場合でも、メインとなる色と、それを補完するサブカラーを決め、使用する色の数を絞ることで、洗練された印象を与えます。
2. フォント選びの重要性
フォントは、テキスト情報を伝えるだけでなく、ブランドの個性や雰囲気を表現する重要な要素です。
- 可読性: まず第一に、文字が読みやすいかどうかを確認しましょう。特に、小さな文字サイズで印刷されるショップカードでは、視認性の高いフォントを選ぶことが重要です。
- ブランドイメージとの一致: エレガントなブランドには筆記体のようなフォント、モダンなブランドにはサンセリフ体など、ブランドイメージに合ったフォントを選びましょう。
- フォントの組み合わせ: 複数のフォントを使用する場合は、最大でも2~3種類に絞り、それぞれ異なる役割(見出し用、本文用など)を持たせると、まとまりのあるデザインになります。


シンプルイズベストの原則


多くの情報を詰め込みすぎると、ショップカードはごちゃごちゃして見え、最も伝えたいメッセージが埋もれてしまいます。シンプルイズベストの原則に従い、本当に必要な情報だけを厳選しましょう。
- 情報量: 店名、ロゴ、連絡先(電話番号、ウェブサイト、SNSアカウントなど)、営業時間、簡単な事業内容など、顧客が知りたいであろう最低限の情報に絞ります。
- 余白の活用: テキストや画像の周りに適切な余白を設けることで、視覚的にすっきりとし、情報が目に飛び込みやすくなります。
- 強調したいポイント: 特に強調したい情報(例:限定セール情報、QRコードなど)は、サイズや色を変えるなどして目立たせましょう。
4. 素材の質と加工へのこだわり


ショップカードは、印刷物として手に取られるものです。そのため、紙の質や加工方法にもこだわることで、受け取った相手にプロフェッショナルで上質な印象を与えることができます。
- 紙の種類:
- マットコート紙: 光沢が少なく、落ち着いた上品な印象を与えます。文字が読みやすいのが特徴です。
- 光沢紙(コート紙): 鮮やかな発色で、写真などを美しく見せたい場合に適しています。ツルツルとした手触りが特徴です。
- 上質紙: 一般的なコピー用紙に近い質感で、自然で温かみのある印象です。手書きでメッセージを書き加えたい場合などにも適しています。
- 特殊紙: テクスチャー(質感)のある紙や、色付きの紙など、さらに個性を出したい場合に検討できます。
- 加工方法:
- PP加工(プレスコート加工): 紙の表面に透明なフィルムを貼る加工で、耐久性を高め、汚れや水から保護します。ツヤありとツヤなし(マット)があります。
- 箔押し加工: 特定の文字やロゴを金属箔で光らせる加工で、高級感や特別感を演出できます。
- エンボス加工・デボス加工: 紙を浮き上がらせたり(エンボス)、へこませたり(デボス)する加工で、視覚だけでなく触覚にも訴えかけることができます。
- 角丸加工: 角を丸くすることで、柔らかく親しみやすい印象を与えたり、手触りを良くしたりする効果があります。
無料で使えるおしゃれなショップカードテンプレート
それではさっそく、今すぐ使えるおしゃれなショップカードテンプレートの無料テンプレートを紹介いたします。
※以下は一例です。他にも多数のテンプレートが用意されていますので、下で紹介するテンプレートサイト【MiriCanvas】をご利用ください。
写真と地図を入れ替えるだけでOK!シンプルなショップカードテンプレート
見本は花屋さんとなっていますが、飲食店やカフェ、歯医者など色んな店舗で使用可能なシンプルテンプレート。


スタンプカードとしても使用可能、ショップカードテンプレート
シンプルな一色カラーなので、色とテキスト内容を変更をするだけで使える、スタンプカードショップカードテンプレートです。


ご紹介カードとして使用できるショップカードテンプレート
美容室などの販促施策として浸透しているご紹介カードを簡単に作成できるショップカードテンプレート。


上記紹介したショップカードはこちらから使用ください
上記紹介したテンプレートを使いたい方は、【MiriCanvas】から検索(テンプレート参照を押して「ショップカード」で検索)しましょう。登録も無料で簡単にできます。
ミリキャンバスでショップカードを作る方法
ここからは、実際にミリキャンバスを使ってショップカードをデザインする具体的な手順を解説します。
【MiriCanvas】にアクセスし、無料アカウントを作成します。登録方法はとても簡単ですが、うまくいかない場合は不明点は下記講座をご覧ください。




王冠マークは有料となりますので、無料版の方はマークのないテンプレートを選んでください。


字部分をクリックすると、編集モードになります。




ダウンロードを選択し、端末に保存されたら完了です。


ショップカードに関するよくある質問 (FAQ)
本日の講座 まとめ
ショップカードは、あなたのビジネスの顔となり、顧客との絆を深めるための強力なマーケティングツールです。おしゃれで印象的なショップカードを作成することは、ブランドイメージの向上、顧客体験の向上、そして最終的な売上アップに直結します。
Miricanvasのような強力な無料デザインツールを活用すれば、デザインの知識がなくても、あなたのビジネスを次のレベルへと引き上げる魅力的なショップカードをコストをかけずに作成できます。ぜひ今日から、あなたのショップの魅力を最大限に引き出すオリジナルショップカード作成に挑戦してみてください。