【完全ガイド】Canvaテンプレート販売の始め方と成功するための5つのコツ

2024年11月28日2024年12月28日

あずま学長

副業講座へようこそ！Canvas大学学長のあずまです。
「デザインは苦手だけど副業で稼ぎたい」「クリエイティブな仕事で収入を得たい」そんな方におすすめなのがCanvaを使ったテンプレート販売です。
本講座では、Canvaテンプレート販売の具体的な始め方から、成功するための5つのコツ、よくある疑問までを徹底解説します。デザイン初心者でもすぐにスタートできるステップをまとめましたので、ぜひ参考にしてください！

講座目次

Canvaテンプレート販売とは？

Canvaテンプレート販売とは、Canvaで作成したデザインテンプレートを販売するビジネスモデルです。デザインが得意な会社員などの副業として注目を浴びています。

例えば…

SNS投稿用テンプレート（Instagram、Twitterなど）
プレゼンテーションテンプレート
チラシやポスター
ブログやYouTubeのサムネイル
結婚式やイベント用の招待状

こうしたテンプレートをデザインマーケットプレイスやオンラインショップで販売し、購入者がテンプレートをカスタマイズして使います。

Canvaテンプレート販売のメリット

初期投資が少なく、簡単に始められる

Canvaテンプレート販売は、ビジネスの敷居が非常に低い点が大きなメリットです。

Canva自体は無料で使用でき、デザインスキルがなくても直感的な操作でテンプレートを作成可能です。また、販売プラットフォームとしてSTORESやBASEなどを活用すれば、Webサイト構築や高額な初期費用も不要です。テンプレートはデジタル商品なので、在庫リスクや配送作業もなく、低コストで効率的に運営できます。

さらに、時間や場所に縛られずに販売できるため、副業や初心者にも最適です。

デジタル商品ならではの無限販売が可能

Canvaテンプレートは一度作成すれば、在庫切れの心配なく繰り返し販売できます。
物理的な商品のように製造や在庫管理が不要なため、運営コストがほぼゼロで利益率が非常に高いのが特徴です。

また、購入者が即座にダウンロードできる仕組みを整えることで、自動化された販売プロセスが可能となり、売上が伸びるほど手間が増える心配がありません。このようなスケールメリットは、収益を拡大するための大きな強みとなります。

世界中の市場をターゲットにできる

Canvaテンプレートは、デザインのユニバーサルな魅力により、世界中の顧客にアピールできます。テンプレートを英語や他言語で制作することで、海外マーケットにも参入可能です。

また、EtsyやCreative Marketといったグローバルプラットフォームを活用すれば、より広い市場にアプローチできます。世界中の企業や個人がデザインの効率化を求めているため、需要は非常に高いです。このグローバルな販路が、新規ビジネスとしての成長ポテンシャルを大きく高めています。

Canvaテンプレート販売の始め方

Step1: Canvaアカウントを作成

まずは、Canva公式サイトにアクセスし、無料アカウントを作成します。Canva Proにアップグレードすると、プレミアム素材や機能が使えるため、より高品質なテンプレートが作れます。

Step2: 売れるテンプレートのリサーチ

販売するテンプレートを決めるために、以下の点をリサーチしましょう。

人気ジャンル：SNS投稿、名刺、YouTubeサムネイルなど需要が高いもの。
ターゲット層：ビジネス用途、イベント、クリエイター向けなど明確にする。
競合分析：他のデザイナーがどのようなテンプレートを販売しているかを確認し、差別化ポイントを見つけます。

Step2: 売れるテンプレートのリサーチ — 人気のジャンルはCanvaデザイン作成一覧からカテゴライズされていますので、まずは目を通してください。

特に季節イベントに関するもの、また国内向けについてはあまり日本語テンプレートが用意されていないジャンルもありますので、ぜひ狙ってみてください。

Step3: テンプレートをデザインする

以下のポイントを押さえて、購入者が使いやすいテンプレートを作成します。

シンプルで分かりやすいデザイン
カスタマイズしやすい構成（テキストや写真の配置が編集しやすい）
統一感のあるカラーやフォントの使用

Step3: テンプレートをデザインする — 画像はテンプレ作成イメージ（作成者：@makimostudioさん）

デザイン時の注意
Canva上のテンプレートはCanvaと作成者に著作権があります。つまり、既存のテンプレートを使用してカスタマイズしたものは販売が禁止されていますので、一から自身のデザインによってオリジナルテンプレートを作成する必要があります。

Step4: 販売プラットフォームを選ぶ

Canvaテンプレートを販売する場所を決めます。代表的な販売先は以下の通りです。

販売プラットフォーム	特徴	手数料
Etsy	世界中のユーザーに販売できる	約5%
BASE	日本向けのショップが簡単に作れる	無料プランあり
STORE	同じく日本向けのショップ	決済手数料3.6%～(業界最低水準)
Creative Market	高品質なデザインが求められる	約20%
自身のブログ・SNS	手数料がかからないが集客が必要	0%

Step5: 販売ページを作成し公開

商品画像：テンプレートのサンプル画像を見やすく表示
説明文：テンプレートの用途や使い方を明確に記載
価格設定：相場を参考にしながら適切な価格を設定します（例：500円～2,000円程度）

Canvaテンプレート販売で成功する5つのコツ

成功するコツ1. ターゲットを明確にする

誰に向けたテンプレートなのかを明確にすることで、需要に合ったデザインが作れます。例えば、インフルエンサー向けSNSテンプレートや中小企業向けプレゼン資料など具体的に設定しましょう。

成功するコツ2. トレンドを取り入れる

シンプルモダンな命名書関連テンプレート集 — 意外と需要が高いシンプルな「命名書テンプレート」

デザインのトレンドを把握し、最新のスタイルや色合いを取り入れたテンプレートが売れやすいです。例えば、ミニマルデザインやニュートラルカラーが現在のトレンドです。

成功するコツ3. 複数のバリエーションを提供

1つのテンプレートだけでなく、色違いや用途別にバリエーションを作成することで、購入者の選択肢を増やせます。

成功するコツ4. SEO対策を行う

自社サイトで販売する場合は必須ですが、BASEやSTOREを使う場合においても販売ページや商品タイトルにSEOキーワードを入れることで検索されやすくなります。例：「Canva テンプレート SNS 投稿」「ビジネス用 Canva テンプレート」など。

成功するコツ5. サンプルや使い方を公開

上記はテンプレート紹介ではありませんが、Canvaで動画編集してアップすることもできます

購入者に安心してもらうため、サンプル画像や使い方を分かりやすく公開しましょう。使い方動画をYouTubeにアップロードするのも効果的です。

Canvaテンプレート販売に関する注意点やよくある質問（FAQ）

Canvaテンプレート販売は著作権に問題ありませんか？: Canvaの公式ガイドラインに従い、自分のオリジナルデザインでテンプレートを作成すれば問題ありません。先述したステップでも取り上げたとおり、既存のテンプレートをカスタマイズして販売することは禁止されていますので、必ず一からデザインしましょう。（デザイン中に一部の素材のみ使用する場合には問題ない場合もありますが、著作権者次第になります）
テンプレート1つでどれくらい稼げますか？: 価格設定や販売数によりますが、特にニッチな分野のデザインテンプレートを作っている、または世界向けに販売している場合には月数万円の収益を上げているデザイナーも多いようです。
Canvaクリエイターとの違いは何ですか？: Canvaに申請して許可された場合のみなれる公式クリエイターは、Canva内でテンプレートや写真、イラスト素材などを提供することができるようになります。収益は有料プランユーザーが提供している素材やテンプレートを使用した場合に報酬として発生する仕組みであり、インフルエンサーや特殊なデザインを提供できる場合などやり方によっては直接販売したほうが稼げる場合もあります。

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