共通講座へようこそ!Canvas大学学長のあずまです。
Canvaは無料プランでも十分に使えますが、テンプレートや素材を検索するときに有料素材が多くて邪魔に思うことがあるのではないでしょうか。
そこで今回は無料テンプレートや無料素材だけを検索する方法を詳しく解説します。実はCanva無料版だったとしても無料素材だけを絞り込めますので、ぜひお試しください!
Canvaの無料素材とは?
無料素材と有料素材の違い
Canvaには、無料で利用できる素材と、有料サブスクリプション「Canva Pro」や単品購入が必要な素材があります。以下は主な違いです。
項目 | 無料素材 | 有料素材 |
---|---|---|
アクセス権 | 無料ユーザーが使用可能 | Canva Proの契約者のみ、または個別購入 |
著作権 | 商用利用可能(条件あり) | 商用利用可能(条件付きで独占利用も可能) |
ロゴやアイコン | 基本的なものが多い | 高度で洗練されたものが多い |
テンプレート数 | 制限あり | 豊富でプロフェッショナルなデザインが充実 |
無料素材は十分に使い勝手が良いですが、有料素材と比較すると選択肢が少ないため、検索効率を上げる方法を知ることが大切です。
実際にどれくらいテンプレートや素材の数が異なるのか、どんな機能が使えるのか詳細を知りたい方は、下記講座もあわせてご覧ください。
【無料版対応】Canvaで無料素材だけに絞り込む方法と裏技
テンプレートだけでなく、写真やイラストなどの素材を探す場合も同じように絞り込みや検索の効率化が可能です。
Canva無料版ユーザーが「無料版素材」だけを表示する裏技
以前は「教育版」を使うなどの抜け道がありましたが、2024年11月現在使用できなくなっています。
そこで今も使えるCanva無料版ユーザーが「無料版素材」だけを表示する裏技をお伝えします。
※実際には検索結果一覧から無料素材を絞り込む方法ではなく、関連する無料素材だけを表示する方法となります
今回は検索することが多いと思われる「人物画像」に関連した検索で試します。上記の通り、通常は8~9割有料素材が表示されてしまいます。
上記操作により、テンプレート検索のように関連検索画面を開くことができます。
素材検索と異なり、一覧に表示される画像の数は多くありません。もし画像一覧でも良い素材が見つからなかった場合、同じように少しでもイメージと近い画像をクリックし、関連画像を巡回すると良い素材が見つかる可能性が高いですよ!
素材詳細を確認すると、「無料ライセンス」となっていますことが分かります。
CanvaPro版ユーザーが「無料素材だけ」に絞り込む方法
CanvaPro版をお使いの場合は上記のような裏技を使用しなくても、素材検索のフィルターから絞り込み可能です。
- 「素材」セクションをクリック。
- 検索バーでカテゴリを選択(例:「写真」「グラフィック」など)。
- フィルターで「無料」を選択。
Canvaで無料テンプレートを検索する方法
Canvaでは数千のテンプレートが提供されていますが、無料テンプレートだけを探すにはコツがあります。以下の手順に従えば、時間を大幅に節約できます。
【おすすめ】検索フィルターで「無料」を絞り込む
Canvaの検索機能にはフィルターが付いています。これを活用することで、無料テンプレートだけを表示させることができます。
以下、例として「ブログ アイキャッチ」と検索した場合の例で案内します。
用途やカラーなど、フィルター機能は非常に充実していますので、目的に合わせて絞り込んでください。
無料プランのみで検索するため、フィルター下のほうに表示されている「Free」ボタンを押します。
上の画像のように、「無料」「青」のテンプレートを絞り込み検索した結果が表示されます。
検索窓に入力する際、「○○ 無料」を加える
もう1つの簡単な方法は、検索バーに直接「無料」というキーワードを追加することですが、こちらはみなさん試されているのではないでしょうか。
- 例:「無料 ポスター」「無料 SNSバナー」
この方法ではフィルター設定を開く必要がないため、スピーディーに検索できます。ただし、有料テンプレートも上記のようにそれなりに表示されますので、先ほど紹介したフィルターをおすすめします。
有料素材を無料に変える裏技?
時には「どうしても使いたい有料素材」が見つかることがあります。この場合の対策も紹介しますね。
Canva Proの無料トライアルを活用
Canvaでは30日間の無料トライアルが提供されています。この期間中はすべての有料素材が無料で使えます。
- Canvaの公式サイトで無料トライアルに登録。
- 必要な素材をダウンロード。
- 期間内に解約すれば料金は発生しません。
より詳細を知りたい方は、下記講座で無料トライアルの注意点や最大限生かす方法を解説していますのでチェックしてみてください。
無料代替サイトを探す
上記無料トライアルの利用も難しい場合、似た画像を他の無料素材を提供するサイトで探す方法もあります。以下はおすすめの代替サイトです。
【おすすめ】PIXTA
←詳細はクリック
PIXTAは日本発のストックフォトサービスで、高品質な写真、イラスト、動画、音楽素材を提供しています。個人・法人問わず利用でき、広告、ウェブ、印刷物、動画制作など、幅広い用途に対応しています。
国内外のクリエイターが投稿した豊富なコンテンツを取り揃えていますが、特に日本人素材の豊富さは群を抜いており、非常に使いやすいのが特徴です。ロイヤリティフリー形式のため、購入後は追加費用なしで何度でも使用可能。柔軟な価格設定で、使いやすさと品質を両立しています。
Adobe Stock ←詳細はクリック
Adobe Stockは、プロフェッショナル向けの高品質なロイヤリティフリー画像、イラスト、動画、テンプレートを提供するストックコンテンツサービスです。豊富なライブラリには、写真だけでなく3Dモデルや音楽素材も含まれていますので、広告やウェブサイト、印刷物など、さまざまな商用プロジェクトに活用できます。柔軟な価格プランもあり、幅広いニーズに応じて使用できます。
Payless images ←詳細はクリック
Payless Imagesは、低価格で高品質なロイヤリティフリーのストックフォト、イラスト、動画を提供するストックコンテンツサービスです。国内外のクリエイターによる豊富な素材を揃え、広告、ウェブデザイン、印刷物、プレゼンテーションなど、さまざまな商用プロジェクトに対応しています。料金設定が明確で、低コストながらも商業利用に十分な品質を確保しており、個人や中小企業におすすめの素材サービスです。
よくある質問(FAQ)
本日の講座 まとめ
それではまとめとなります。
- 無料テンプレート検索はフィルターを活用:無料フィルターを設定して無駄を省く。
- 無料版ユーザーは無料素材の関連検索を活用:関連検索は無料であること以外にも欲しい素材が見つかることが多い。
- 有料版の無料トライアルを活用:どうしても有料素材を使用したい場合、無料トライアル利用を検討。
- 他サイトも活用:Canva以外の無料素材サイトも視野に入れる。
Canvaで無料テンプレート・素材を効率よく探す方法をマスターすれば、検索時間を短縮し、よりクリエイティブな部分に集中できますので、ぜひ活用してくださいね!
より多くのヒントを知りたい方は、次の記事も参考にしてください!
本日の講座、「【無料版もOK】Canvaで無料テンプレート、無料素材だけ検索する裏技」は以上です。
ここまでお時間いただきありがとうございました。