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Canvaでsvg画像を安全にpngへ変換する方法と用途や違いを解説

Canvaでsvg画像を安全にpngへ変換する方法と用途や違いを解説
クリエイター講師:佐々木

クリエイター講座へようこそ!講師の佐々木です。
SVGとPNGは、ウェブデザインやグラフィック制作の場面でよく使われる画像形式ですが、SVG形式で提供された画像をPNG形式に変換する必要がある場面も多くあります。例えば、ウェブサイトで利用する際にブラウザ互換性を高めたい場合や、印刷用途に適した形式にしたい場合です。
そこで本講座では、Canvaを使ってSVG画像を安全にPNG形式へ変換する方法や用途、違いをわかりやすく解説します。

講座 目次

SVGとPNGの基本情報

まずはSVGとPNGのそれぞれの特徴と用途を理解しておきましょう。

SVG(Scalable Vector Graphics)

SVG(Scalable Vector Graphics)

特徴

  • ベクター形式:拡大縮小しても画質が劣化しない。
  • 軽量なデータサイズ:コードベースで記述されており、ファイルサイズが比較的小さい。
  • 編集が容易:Adobe IllustratorやCanvaなどのデザインツールで簡単に編集可能。
  • 互換性:最新のブラウザでサポートされているが、一部の古い環境では表示されない場合も。

主な用途

  • ロゴやアイコンなどのスケーラブルなデザイン
  • アニメーションSVG(動きのあるウェブデザイン)
  • 高解像度が求められるウェブコンテンツ

PNG(Portable Network Graphics)

PNG(Portable Network Graphics)

特徴

  • ラスター形式:拡大すると画質が劣化するが、ピクセル単位の表現に優れている。
  • 透明背景対応:背景を透明にすることが可能(アルファチャンネルをサポート)。
  • 高画質:色の表現力が高く、画像をきれいに表示できる。
  • 互換性が広い:ほぼすべての環境で利用可能。

主な用途

  • ウェブサイトでの画像(バナーや透明な背景のロゴなど)
  • SNS投稿用の画像
  • 印刷物やプレゼン資料

SVGとPNGの用途・違いなど比較一覧表

項目SVGPNG
形式ベクター形式ラスター形式
画質の劣化拡大縮小しても劣化なし拡大すると画質が劣化する
透明背景可能可能
データ容量軽量(複雑なデザインは重くなる場合も)中程度(解像度により変動)
主な用途ロゴ、アイコン、アニメーション画像、印刷物、透明背景の素材
互換性新しいブラウザでサポートほぼすべてのデバイスで対応可能

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CanvaでSVG画像を安全にPNGへ変換する方法

Canvaは、デザイン初心者からプロまで幅広く利用されているオンラインツールです。画像変換機能も提供しているため、画像をアップロードするだけで簡単に変換できます。
(世界で月間1.9億人が使用しているツールとなるため、安全に利用できると言えます。)

CanvaでSVG画像を安全にPNGへ変換する方法

iPhoneの写真をPCで表示できない…
そんなときも、上記ページから「HEICからJPG」を選んでアップロードするだけで簡単にPCから確認できる画像に変換してくれます。

【手順】CanvaでSVG画像をPNG形式に変換する

STEP
下記ページにアクセスし、SVG画像をアップロードする
CanvaでSVG画像を安全にPNGへ変換する方法

画像をドラッグして移動させるか、「画像をアップロードする」ボタンから対象ファイルを選択してください。

STEP
デザインページからダウンロードボタンを押して完了
デザインページからダウンロードボタンを押して完了

サイズを変更したい場合、左上の三本メニューから変更後のサイズで新規カスタムサイズを作成し、貼り付けて拡大、縮小してください。

Canva以外でSVGをPNGに変換する方法(代替案)

Canva以外にも、SVGをPNG形式に変換する方法はいくつかあります。以下に代表的なツールを紹介します。

1. オンラインツール

  • Convertio
    シンプルなUIで、無料でSVGからPNGへ変換可能。
  • OnlineConvert
    複数形式の変換に対応。無料で利用できます。

2. デザインソフト

  • Adobe Illustrator
    SVGを高品質なPNGに変換できます。
  • Inkscape(無料)
    オープンソースのベクターデザインソフトで、高解像度PNGへの変換も可能。

SVG・PNG画像に関するよくある質問(FAQ)

PNG形式への変換で画質は劣化しますか?

PNGはラスター形式の画像なので、解像度に依存します。元のSVGが高品質でも、低解像度でエクスポートすると画質が劣化します。用途に応じて解像度を設定してください。

SVGをPNGに変換した後でも編集可能ですか?

PNGはラスター形式のため、再度ベクター編集を行うことは難しくなります。画像編集ツールで編集可能な状態を保ちたい場合は、必ず元のSVGファイルを保存しておきましょう。

印刷物に最適なPNGの設定は?

印刷用途では300 DPI以上の解像度でエクスポートし、必要に応じて透明背景を維持してください。

本日の講座 まとめ

SVGとPNGはそれぞれ用途や特性が異なるため、正しく使い分けることが重要です。

Canvaを使えば、初心者でも簡単にSVGをPNG形式へ変換するだけではなく、様々な画像ファイル形式を変換できます。無料で使えますので、有効活用しましょう。

それでは本日の講座、「Canvaでsvg画像を安全にpngへ変換する方法と用途や違いを解説」は以上です。
ここまでお時間いただき、ありがとうございました。

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